小分け配送

小口配送とも言う。
その名の通り、卸元から店舗に配送する際に、ロット単位ではなく、1個とか、2個とかの小単位で配送することを言う。

コンビニが小売り業の主役の座につく前までは、卸元はスーパーや百貨店などの大型店を中心に取引していたため、店舗への配送も○十個単位でよかったが、コンビニの場合、そのままの単位で納品されてしまうと店は在庫の山となる。
実際、セブンイレブンの1号店(豊洲店)では、バックヤードは、売場に陳列しきれない缶詰とかインスタントコーヒーとかの山となってしまい、在庫管理が非常に困難だったといわれている。
そうした状況を改善し、単品管理を実現していくためには小分け配送を実施するしかなく、セブンイレブンの鈴木敏文氏が粘り強く卸元と交渉し、実現した。
また、小分け配送が実現した背景には、ドミナント(特定エリアへの集中出店)の徹底があったことも見逃せない。
ドミナントを形成することでエリア内のチェーン購買力が強くなったからこそ、卸元も小分け配送に応じることが可能となったのである。


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