カット

品揃えをやめること。

カットには二通りある。
本部が、チェーン全体としての取扱いをやめる、『本部推奨カット』と、各店舗が独自の判断で、自店での取り扱いをやめる『取扱いカット』(あるいはただ単に『カット』と言う)。

本部推奨カットは、担当バイヤーが、その時点での取扱いアイテム数やアイテムごとの売れ行き、時期的・季節的な要因などを勘案してカットアイテムを決めていく。

店舗のカット業務は、オーナー、SV、発注担当者などが売れ行きや売場計画を勘案しながら実施していく。
また、発注端末に表示させないように設定することを指す場合もある。

毎週毎週、数多くの新商品を発売するコンビニにとって、取扱い商品数の管理は非常に重要で、この作業を怠ると、
 ×余分な在庫が増え、
 ×売場のダイナミックな展開が阻害され、
 ×売れ筋がぼやけ、
という事態になり、これが結果的にチャンスロス(売り逃し)や廃棄ロス(不良在庫処分)、場合によっては棚卸しロスを誘発してしまう。

かと言ってカットしすぎると、売場の維持すら困難な状況になり、販売数が稼げなくなる(≒売上が下がる)。
また、売れないからと言って単純にカットすればよいというわけでもなく、売れる頻度は極めて低くても、コンビニとしての機能を果たすためには品揃えしておかなくてはならない商品というものも存在する。
やや逆説的だが、品揃えの良い店とは、カットのうまい店ということもできないではない。

単純なようで、実は奥の深い作業である。

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